今回も引き続きJ-POPのヒット曲に多く使われている進行をお伝えしてゆきます。
前回の記事はこちら↓
コード進行
今日のコードは、
「Ⅰm7→Ⅴm7→♭ⅥM7→♭ⅢM7/♭ⅢM7→Ⅰm7→Ⅴm7→♭ⅥM7→♭ⅥM7/Ⅶadd9」
です。
アドナインスは、通常のコードに「長9度」の音を足しただけのものです。
この流れもよく、耳にするパターンですね!
keyがAmの場合
Am7→Em7→FM7→CM7/CM7→Am7→Em7→FM7→FM7/Gadd9
となります。
4小節目の2回目のメジャーセブンスは、onⅦの転回型で弾いてください。
オンコードとは、指定の音がベースにきたコードの転回型を指します。
今回は、Ⅶの指定なので、Amの場合Bになります。
転回型
コードでは、ルート音が一番下の音(以下、ベース)にくる形を基本形、ルート音以外の音がベースにくる形を転回形と呼びます。
例えば、分かりやすくCで考えてみます。
CM7の構成は「ド・ミ・ソ・シ」
ルート音はCなので「ド」
ド・ミ・ソ・シの並びですと、「ド」がベースにきているので、基本形。
ミ・ソ・シ・ドの並びですと、「ミ」がベースにきているので、転回形。
音の聞こえ形やイメージが転回形だと異なりますが、同じCM7コードです。
名称はこのとおり。
基本形→ド・ミ・ソ・シ
第一転回形→ミ・ソ・シ・ド
第二転回形→ソ・シ・ド・ミ
第三転回形→シ・ド・ミ・ソ
転回形は、コードとコードをつなぐ際に、スムーズに円滑になるように使用します。
ベースが、階段になるように仕組んだり。
規則があるそうですが。。。奥が深すぎて。。。
コードのスムーズ化を図るときは、音を分解して転回形を使うとヒントが見えてくるかもしれません!