ことのはじめは、数年前にクライアントさまから提供いただいたDJIの映像データ。
この時は、数秒のインサートとして使用したため、特に気にすることはなかったのですが、、、
つい最近、DJIで撮影した1時間近いデータを扱うことに。
再浮上してくる「Premiere ProでDJI映像がカクつく」問題。
大問題!どうしたらいいのだ?!
というか、何が起きてるの?
個人的に調べて分かったこと、回避するために実施したことを備忘録として残します。
【結論】フッテージのフレームレートを変更した
DJIの映像フッテージを右クリック > 変更 > フッテージを変更 > フレームレートを指定

今回は、フレームレートの変更だけで編集が出来たのですが、ProResにトランスコードするのが確実ぽいです。※Media Encoder以外のソフトでのトランスコード
調べてみると、同じ現象で困っている方がいらっしゃり、こちらのQ&Aが非常に参考になりました。
redditの参考リンクhttps://www.reddit.com/r/editors/comments/ptt8bo/drone_footage_suddenly_choppy_in_premiere_pro/?tl=ja&utm_source=share&utm_medium=web3x&utm_name=web3xcss&utm_term=1&utm_content=share_button
【参考】VFRとCFR
詳しいことは勉強が足りないのですが、DJIは画質を保ちながら高度な圧縮を実現するため、HEVC/VFRなのかなと推察します。
※DJIのフレームレートは59.9401
VFR
可変フレームレート
映像に合わせて最適なフレームレートを割り当てるため、高圧縮できる
CFR
固定フレームレート
フレームレートが一定の映像
VFRとCFRの違いを調べる中で、分かったことがあります。
ファイルサイズ圧縮やメモリ効率が良いとのことで、GoProやスマホ、デジカメもVFRがほとんどだそうです。
ここで、厄介なことが一つ。
一眼レフ(CFR)で撮影した映像と、デジカメ(VFR)で撮影した映像を同期すると音ズレが発生するということ。
出だしは整合するのですが、尺が進むにつれてズレていく。
長尺の映像に顕著に表れ、実際に、過去のクライアントワークで直面したことがありました。
この時は、「ビットレート設定同じなのになぜ?」という疑問で終わっておりましたが、VFRとCFRの違いによるズレだったのかもと、今になって感じる今日この頃です。
