生成拡張のリリースと共に、実装された「キャプション翻訳」機能。
この機能、非常に有難い!!!!!!!!!!!!!!!!!
というのも、クライアントさまから「海外向けにもアピールしたいから、英語の字幕を追加してほしい」「英語の対談に日本語字幕を付けて欲しい」など単一言語に限定しない案件が増えてきている実感があります。
こういったご要望の場合、 Premiereの文字起こし > DeepLなどの翻訳 > テロップ入れ のステップを踏んでいたのですが、この度、Premiere Proの中だけで一気通貫できてしまう神アプデに感謝感激です。
本記事は、キャプション翻訳の使い方を記した備忘録になります。
【余談】動画を翻訳-Adobe Firefly-
いきなり余談ですが、Adobe Fireflyに動画を翻訳という機能があります。
こちらは、動画の音声を任意の言語に翻訳して、声を生成してくれるだけではなく、被写体の動きも解析し、リップシンクに違和感がないように仕上げてくれるという素敵機能です。
Adobe Firefly 動画を翻訳
https://www.adobe.com/jp/products/firefly/features/translate-video.html
しかしながら、Fireflyのサブスクに入らないと使えないのが悲しいところです。
Creative Cloudコンプリートプランでも毎月1,000クレジットが付与されるのですが、動画生成類の機能には制限がついています。
Adobe Firefly プラン比較
https://www.adobe.com/jp/products/firefly/plans.html
Creative Cloudメンバーでも、アクセスできるようになると嬉しいなぁ~
プランそのままに、クレジットの追加購入ができるようになると嬉しいなぁぁぁ~~~
毎月消費するわけではないので、必要な時に必要な分のクレジットが欲しいのですーーーー!
と、願望を呟いて余談を終わりますm(__)m
キャプションを翻訳
本題に入ります。本機能は、Premiere Pro v25.2.1で実装されています。
翻訳は、 文字起こし > キャプションの作成 の後に行う処理になります。まずはキャプションの作成まで進めてください。
文字起こしの方法については、こちらの記事をご参照ください↓
キャプションを作成すると、翻訳アイコンが有効になります。

アイコンをクリックすると、「キャプションを翻訳」のウィンドウが表示されます。
ここで、ターゲット言語を選択します。
ターゲット言語は、同時に複数の言語を選ぶことが可能です。

翻訳が実行されると、キャプションが生成されます。

これまでと同様に、生成された翻訳キャプションをグラフィックにアップグレードすることもできます。
アップグレード対象のキャプションを選択(複数選択可) > グラフィックとタイトル > キャプションをグラフィックにアップグレード
たったのこれだけのステップ数で翻訳のテロップが出来てしまうとは、、、作業がさらに爆速化して有難い限りです!!