以前の記事でobjファイルで書き出すと、Element3Dで読み込めるという話をさせていただきました。
しかしながら、マテリアルが全て白になるため、再度マテリアルの設定をElement3D上で行わなければなりませんでした。
調べたところ、マテリアルを継承したまま(色の調整は必要)読み込む方法がありましたので、備忘録に残します。
環境
OS:Windoes10
Software:Blenderv3.0、Cinema4d Lite S24、AfterEffectsv22.2.0
Plugin:Element3Dv2.2.3
Blenderでの作業
Blenderで作成したモデルをFBX形式で書き出します。
ファイル → エクスポート → FBX
書き出したら、Blenderは閉じずにそのままで!
話題それますが、ちょこっと懺悔ですm(__)m過去記事でメニューは英語で!と偉そうに勧めていたのに、日本語メニューにしてしまいました><すすすすすみません!!また英語に戻すかも・・・(笑)
言語変更の方法は、こちらをご参照下さい。
Cinema4Dでの作業
前回は直接Element3Dへ持っていきましたが、Element3DでFBXファイルを読み込みできなかったため、間にCinema4Dを挟みます。
Cinema4Dは、AfterEffectsをお持ちであれば、Liteバージョンが無料で使えます。
Cinema4Dを開き、先ほどBlenderで書き出したFBXファイルを読み込みます。
読み込むと、Blenderで作った色とCinema4D上の色が変わってしまうので、Blenderのマテリアルカラーの16進数をコピーしてCinema4Dのマテリアルカラーの16進数に貼り付けします。
RGBで修正しても良いですが、16進数でコピペする方が一発で出来るので楽です。
マテリアルカラーの修正が終わりましたら、c4dデータとして保存します。
Element3Dで読み込む
Element3Dへの読み込み方法は、こちらの記事をご参照下さい。
Element3Dでc4dデータを読み込むと、マテリアルのカラーが維持されたまま読み込めたかと思います!
結果、マテリアルカラーを修正しなければいけないので、E3にobjで読み込んでマテリアルを付けていく方法と大差ないのかもしれません。。。
ご参考までに、Cinema4Dで修正したものと修正していないものとでは、これだけ色に違いが生まれました。
左:Blenderで指定したマテリアル
右:Cinema4Dに読み込んだ時に適用されるマテリアル
一発で読み込むには、展開図のマップを作らねばならないのでしょうか・・・勉強せねばです!
お読み下さり有難うございましたm(__)mご参考になりましたら幸いです。
2023/10/31追記 Blender上で画像テクスチャを書き出してAfterEffectsにインポートする
本記事では、Cinema4dでマテリアルを適用させていますが、Blender上でシェーディングを画像テクスチャに書き出し、AfterEffectsで読み込む方法が一番スマートで確実でした。
こちらの記事にBlenderの画像テクスチャ書き出し方法を記載しておりますので、ご参照ください。