パスのトリミングとリピーターで作る、基本的なラインのバーストアニメーションを作っていきます。
基本操作の登竜門的なアニメーションですが、たまに作ろうとすると細かな部分を忘れがちな筆者です(笑)ゆえに、いつでも振り返ることが出来るよう、備忘録に残します。
作成するラインアニメーション
こちらのGIFのようなラインを使ったバーストを作っていきます。

環境
OS:Windows11
Software:Adobe AfterEffects v25.1
パスの作成
レビュー画面にタイトル/アクションセーフを表示させます。
ペンツール(シェイプ)に持ち替えて、十字の中央から上方向に直線を描きます。
※Shiftを押しながらペンツールを使うことで、直線が描けます。

中央からパスを描かないと、リピーターを付けた際に円がズレますので、ガイドやアクションセーフで中央値をとってからパスを引くことをお勧めします。
パスのトリミング
シェイプに「追加」から「パスのトリミング」を追加します。
パスのトリミングの「開始点」と「終了点」にアニメーションキーフレームを打ちます。
0f:終了点を0%
10f:終了点を100%
7f:開始点を0%
15f:開始点を100%
開始点と終了点のキーフレームをずらすことで、中央から上方向に向かって伸びて、中央から消えていくアニメーションを作る事ができます。
ずらすタイミングやイーズの設定はお好みで調整してください♪

リピーター
「追加」から「リピーター」を追加します。
コピー数は、360で割れる数字が望ましいです。
今回は、コピー数を6にしました。
リピーターのトランスフォームを開き、
位置:0
回転:60(コピー数を360で割った数字)
と変更します。
ここで変更するトランスフォームは、リピーターのトランスフォームになりますので、要注意です!

以上の3工程でバーストが完成しました!
次は、作成したバーストを使って、アニメーションをもう少し華やかにしていきます。
シェイプの複製
シェイプを複製し、それぞれの線の色を変更します。
今回は、2つ複製し、合計3つのシェイプを作成しました。
複製したシェイプには、パスのトリミングのキーフレームも複製されておりますので、タイミングをずらします。
下図では、3フレームずらしてアニメーションをさせています。

シェイプ毎に「パスのトリミング」のタイミングをずらすことで、このようにカラフルなシェイプアニメーションが作成できます。

シェイプの複製+パスのトリミングずらし だけで印象を変えることができました!
トランスフォーム回転を加える
シェイプの複製+パスのトリミングずらし にさらにアニメーションを追加していきます。
クルっと出現して、クルクルっと消えるアニメーションを簡単に作っていきます。
シェイプレイヤーのトランスフォームの回転にアニメーションキーフレームを打っていきます。
注:シェイプレイヤー自体のトランスフォームをいじります。
0f:回転0°
6f:回転+30°
16f:回転+90°
21f:回転1×+90°
回転のタイミングや角度もお好みで調整してください♪

回転を加えることで、疾走感が伴ったアニメーションを作ることができました。
